Hi there! みなさんこんにちは!
今日は皆さんの中でもおそらくファンが多いであろうスラダンから諸学の極意について考えてみます。
この漫画が始まった時の影響と言ったらもう、当時、学校のバスケ部入部者爆増現象が起きる程でした🥳
スポーツモノですから一見すると語学と関係ないように思われますが、諸学は末端の姿こそ違えど、基本、極めれば極める程、上では見えないプロセスの共通点があるものです。
私はこのマンガの中では陵南高校のエース、仙道彰というキャラが一番好きです。理由は見た目が好みだから👈面食いか🤔
彼は天才肌エースとして周りを牽引し、花道の湘北チームを圧倒します。みなさんの中でもファンが相当多いであろう流川君も、仙道を相手に相当手こずりました。
でも『バランスが良すぎて』仙道は主人公にはなれないのです。作者もこのキャラを創った理由は別の所にあったはずです。
(山王の沢北も中学時代に仙道を一度倒しており、その点においては技術的に最強ですが、ここでは敢えて取り上げません。理由は仙道の方がぶっちぎりで個人的に好みで私はすぐにえこひいきするからです)👈うわっ
また、流川君も相当なイケメンで二枚目キャラかつ実力派として物語を盛り上げますが、アメリカ留学に関して等々、時折彼なりに悩んでいる様子を見せる姿があるので、天才肌という点では完璧性が完成している仙道が上回るでしょう。それに、流川君は安西先生に、
「君はまだ仙道君には及ばない」
と、留学を引き留められていますからね。
作者は主人公の花道を際立たせるために、仙道には最高のバイプレイヤー的魅力こそ持たせましたが、彼のようなキャラが主役では、物語の面白さを出すことができないことを知っていたうえで、敵チームに仙道という『完璧な天才肌キャラ』として配備したものと思われます。
ここに、皆さんに本日お伝えしたい最重要ポイントを書いてみます。
【努力をしない天才は、物語の主人公にはなれません】
【人気を博すアニメの主人公は、必ずと言っていいほど悩み苦しみ、それを乗り越えていくからこそ、我々の涙を誘い、その物語は人気を博すのです】
👆これはマンガに限ったことではありません。我々の人生にもそのまま当てはまる法則です。
どんな天才でも、ホーキング、アインシュタインレベルの天才であっても、常に彼らなりに悩み、苦しみ、弛まぬ努力を続けたものです。だからこそ、彼らは偉大であり、伝記が書かれるほどの物語の主人公になれたのです。
私たちの多くは完璧なキャラに憧れを抱きますが、少し考えてみましょう。そのキャラ、その物語の主人公でしたでしょうか🤔
おそらく、主人公を支える立場か、主人公のキャラを際立たせるために配備された名脇役ではないでしょうか?
完璧なキャラに憧れつつも、私たちは皆、能力に凹凸があるものです。
かくいう私も、仙道かっこいいなー、天才だなーなんて言って喜んでますけれども、己はどうなんだ?と尋ねられたら間髪入れずに正直にこう答えます。
【天才じゃないですよ。全然。人生、悩んで苦しんで自分自身と闘って、真面目に考えている分だけ、辞めようかなって思う瞬間も何度もありましたよ。もう、これでもかっていうくらい、泥臭い人生です。でも辞めないんです。辞めても何も残らないから。命ある限り続けるんです。自分、主人公なんで】
👆実際、そうですから🤔特に、その技能で食べて行こうと思ったら、自分を信頼してくださる相手に応える生き方をしなければなりませんから、ずっと弛まぬ努力の連続です。
でも、です。その努力というのは決して、『死に物狂いの努力をしろ』ということではないのです。
ほんのちょっと、すきま時間に思い切って少し躊躇していたことをやってみる。その繰り返しの勇気があなたをあなたの人生の主人公にするのです。やれることをやれるときにやる。これが正しい努力です。無理は絶対に続きませんからね。
向いている向いていないはまず、一定の努力を淡々と、小休止を挟みながら続けてみてから判断してみましょう🥳その上で、その努力の方向性が正しいかどうかも定点観測していきましょう。間違った努力は脳を疲れさせるだけです。
心配な時は、必要に応じて詳しい人に聞いてみるのもアリです。スッと解決することが結構ありますし、悶々として時間だけが過ぎてしまうのは非常にもったいないことです。
そして、心がスッキリした後は、またゆるく構えて楽しくちょこっとずつ、進めていきましょう🥳
人生はまだまだ続きます。花道だって、好きな女の子【晴子ちゃん】を振り向かせたくてバスケは始めたという邪な動機がきっかけでした。きっかけなんて、そんなものです。
それでも花道は1週間で2万本という(漫画ならではのありえない設定の)過酷なシュート練習をこなします👈私たちはこんなんはやらなくていいです、倒れます😅
そして当初、花道を馬鹿にしていた部員達も、次第に彼に一目置くようになるのです。👈流川君だけはマンガのラストまでしっかり「どあほう」と花道を呼んでいましたが😅まぁ、彼なりに花道の努力はしかと認めていたのですよ😊
対する仙道はというと、
【マイペース過ぎて練習試合に遅刻したり、練習そっちのけで趣味の釣りにいそしんでいたり…結果どうなったか?そう、彼は最終的には花道率いる湘南チームに敗北します】
そして、その勝敗の決定打となったのは、主人公の花道と普段パッとしない小暮が試合のラストで最高の動きをしたことです。仙道たちは、努力組のこの2人を相手に油断したのです。
ですから、ただのバスケマンガと思っていたら大やけどします。このシーンには、
【弛まぬ努力が慢心あふれるセンスのみの人間を打ち負かした世紀の瞬間を実は描いているのです】
バスケのセンスを花開かせたのは、周りの良い出会いはもちろんのこと、一番の根底的な要因は、主人公である花道自身の弛まぬ努力だったのです。
長くなりましたが、今回の話は語学にも応用が可能ですし、ありとあらゆる諸学にも通じることです。
あと数発、あなたの心のシュート練習を試してみましょう🥳正しいやり方を模索しながら。花道じゃないけれど、会話練習でも文法学習でも、あと数回やったらハッとなって脳内で繋がってくることがあったりするものです。
あなたという凹凸のある主人公だからこそ、のびしろがあるのです。のびしろは将来への希望です。
あなたの人生で、そのダンクシュートを決めるのはあなたなんです。
あなたがこのドラマの主人公です。完璧な仙道ではなく、試行錯誤を重ねながらあなたらしい『花道』になってくださいね😊
【まだ慌てるような時間じゃない】
【落ち着いて攻めよう】
【ぼちぼち行くか…】by 仙道彰
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