8月はお盆休みがあり、家族みんなで旅行される方も多いのではないでしょうか。
このお盆、日本ならではの文化ではありますが実はその内容をうまく説明できる方は少ないです。とは言え、海外の方に「お盆ってなんなの？」と聞かれたらきちんと答えられるようになりたいですよね。
この記事ではお盆について例文を用いてご紹介いたします。
Obon：お盆
お盆は日本の文化なのでそのままObonと表現することができます。ただ、世界的に知られちる文化ではないのでそれがどんなものであるのかの説明は必要です。
そもそもお盆って？
お盆の期間は8月13-16日の4日間が定番。会社のお休みもこのあたりになる方が多いです。
日本では昔から夏のこの期間にご先祖様の魂がこの世に帰ってくると考えられており、お供物やお墓参りをすることで供養を行います。また、全国的にお休みになるということもあり、親戚が一堂に集まることが恒例行事になっているご家庭も多いです。
地域によってご先祖様のお迎えの仕方は異なりますが、家の前やお墓に提灯を灯す「迎火」「送り火」はお盆ならではの景色。これは帰ってくるご先祖様が迷子にならないように導く意味があると考えられています。
そのほか、夏野菜の茄子ときゅうりを使った精霊馬（しょうりょううま）と精霊牛（しょうりょううし）をイラストや写真で見たことがある方も多いかもしれません。これはご先祖様が馬で早くこの世に帰って来れるように、反対に帰る時は牛でゆっくり…という願いが込められています。
お盆を説明してみよう！
難しいお盆の歴史を説明できなくても、自分はどんなことをするのか、日本ではどう過ごす方が多いのかを説明できれば大丈夫です。例文をご紹介いたしますので自分に当てはめて使ってみてくださいね。
・お盆にはナスやキュウリを使った飾りを作ります。
For Obon, we make decorations using eggplants and cucumbers.
・お盆は家族でお墓参りに行きます。
My family goes to visit the graves on Obon.
・私の親戚はお盆になるとおばあちゃんの家に集まります。
My relatives gather at my grandmother’s house for Obon.
・お盆にはご先祖様の魂がこの世に帰ってくると考えられています。
It is believed that the souls of ancestors come back during Obon.
お盆期間を「日本特有の休暇」として説明するのもいいですね。夏休みと異なって大人も休みになることや、公共交通機関が混雑することを説明してみましょう！
・お盆休みを社員に与える会社が多いです。
Many companies give their employees Obon vacations.
・もし観光で新幹線ならお盆の時期を避けてね。
If you’re taking the bullet train for sightseeing, avoid the Obon season.
海外の文化を聞いてみよう！
亡くなった方やご先祖様に対する考え方は家庭や宗教によって異なります。もちろん国によっても風習は異なります。お盆についてのトークテーマになったら相手にも同じような文化があるのか聞いてみましょう！家族という存在の捉え方や亡くなった方の弔い方の違いからいろいろ学べるかもしれません。
・あなたの国では親戚が集まる日はありますか？
Do you have a day for relatives to get together in your country?
・あなたの国ではお墓参りに行く文化がありますか？
Is there a culture of visiting graves in your country?
ワールドトークで日本の紹介上手に！
今回はお盆についてご紹介いたしました。お盆に限らず日本独特の風習はなんとなく日常的に行なってしまっている方が多いです。そのため、いざ説明するとなると言葉が出て来ない、なんてことも。
そんな時に海外の似た風習を知っていれば「●●みたいな感じだよ」「■■の日本バージョンだよ」と、とても説明がしやすくなります。
ワールドトークの先生は日本人がメインですが海外在住の方も大勢在籍！日本と海外両方の文化を知っている先生からレッスンを受ければ適切な説明の仕方を学ぶことができます。
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