日本人講師にお悩み相談「上手にリアクションする方法」を聞いてみました!
今日もブログをご覧いただきありがとうございます!
会話では、話の内容だけでなく、スピード、間のとり方やリアクションなど、気を配る要素が様々あります。
英会話だと、慣れないうちは聞き取りに集中するあまり、なかなかリアクションが取れないことも多いですよね。
そこで今回はこちらのお悩みに対して、講師にアドバイスをもらいました!
今回は前回の続き、後編になります。
話を聞き取るのに精一杯で英語での返答やリアクションが上手くできません。単調にならないリアクション術を知りたいです。
Tak先生からの回答
確かに、英語で聞き取りをしているとそれに一生懸命で自分はリアクションがうまく取れていないのではと不安になることってありますよね。
「外国人ってリアクションが大きい!」って思っているところってありませんか。
驚いたときはすごく驚くし、喜んだ時にはものすごい笑顔で元気いっぱい。そんなイメージがありますよね。
けれど、これってどこから来たのでしょう?
もしかしたら、映画や海外ドラマを見てそう思っているところがあるのではないでしょうか。
日本のドラマや映画を見る時に、「現実はこんなに可愛くふるまう人なんていないよー。」とか、「これはちょっと大袈裟過ぎだけど、お芝居だからね。」ってどこかで分かってみていますよね。
海外ドラマや映画もこれと同じなのです。
現実とは違って映画やドラマの中では大げさにみんなリアクションを取りますし、誇張もされています。
ですので、あまりにリアクションを気にして大袈裟にすると芝居じみた感じになってしまう可能性もあるのでお気を付けください。
それに国によっては、喋っていてもあまり表情を変えない国だって多くあります。
僕が最初に住んだ海外はアメリカでした。
映画のようにはいかないまでも、確かに日本人のリアクションよりは激しめですし、表情を悲しかったり、楽しかったり、辛かったりとわかりやすい表情をして話してくれる印象はあります。
その経験の後にイギリスへと引っ越したのですが、その時はイギリス人のちょっと距離感のある態度に驚き、「いやー。冷たい国だな。」と思ったものです。
ですが10年も住めばそれが冷たいとも思わずになるもんです。
逆に、「アメリカ人のリアクションって、エンタメの国だからちょっと大袈裟過ぎだよね。」と思ってしまっている自分もいました。
そして、ドイツに。
その時はあまりにも無表情のドイツ人に「イギリスとドイツってこんなにも近いのに何でこんなにも冷淡なのドイツ人。」と思ったほどです。
ですが、ドイツ人の国民性を知っていくうちに冷たくしているのではなく、それがドイツ人のあたりまえの振る舞いだということに気が付いたのです。
つまりは、国によってご自身のリアクションを大袈裟だととらえる人もいれば、冷淡ととらえる人もいるのです。
そしてそれを無理に変える必要も僕はないと思います。
お書きになられている文に、「話を聞き取るのに精一杯」とあります、つまりは全身全霊をその人の会話に向けていらっしゃいます。
その気持ちというのは相手のは十分伝わるものです。
ですので、リアクションが少しおかしかったり、同じような返しになっても相手はそこまで気にしていないものなので今まで通りになさってください。
どうしても単調なリアクションになるのが嫌だというのでしたら、その会話についての質問や意見をしてみましょう。
「え、それってこういうこと?」とか、「私だったらそれ辛い。」とかです。
こうすることで相手の話を聞いて、理解しているよという印象を与えることができると思います。
また、リアクション上手になりたいというのであればまずは日本語で喋るときにリアクション上手になることだと思います。
母国語でもできないことを第2、第3言語ですることはかなりハードルが上がります。
ですので、日本語を友達や家族と話しているときにいつもよりもちゃんと聞いて、どこでどのようなリアクションをすれば相手が喜ぶかなと考えて喋ってみましょう。
そうすればきっと英語を喋るときもそのリアクションができると思いますよ。
日本の人は基本的に規則正しくて、ちゃんと話を聞いてくれるという印象を与えるので問題はないかと思います。
ですが、日本人が気を付けなくてはいけないリアクションがあります。
これは日本人というかアジア人に多いリアクションです。
それは、話の意味が分かっていないの笑顔でうなずいて話をずっと聞いているということです。
日本の人としては、「せっかく話しているのに、突然に話の腰を折って止めるのも、、、。」と思ってしまうのも十分にわかりますが、もしわからないときにや話を理解してないときにはちょっと困った顔をしてみてください。
(例えば眉間にしわを寄せて、少し前のめりになるとか。)
すると、相手もそれに気が付いて、「あれ?わかってる意味?」と聞いてくれたりするでしょう。
そしてその時には、勇気をもって、「いや、ここまではわかったんだけど、、、。」とか、「うーん。わかってない。」と言えば相手も違った言い方や、簡単な説明をくれるので試してみてくださいね。
日本人の中にもリアクション取りずらい話し方をする人もいますよね。
海外の人にもそんな人はいます。
ですので、もしかしたらご自身のリアクションが良くないのではなくて、相手の話し方が良くないということも考えられますので、あまり考え過ぎないことをお勧めします。
肩肘を張らずに、自分の感情のままにリアクションを取ればきっと大丈夫です。
応援していますよ。
Tak先生のプロフィールはこちら
とても丁寧な説明とフォローで、ひとつひとつ納得しながらレッスンを進めてもらうことが出来ます。教えることに熱心で、学習のモチベーションも高めてくれる先生です。
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AKI先生からの回答
確かに、英語圏の人々はリアクション上手!
大げさ⁉と感じてしまうほど、話し手の話に様々なリアクションを見せてくださいます。
だからこそ、自分が上手く返せないと、なんとなく焦りを感じてしまうかも。
そこで、2点アドバイスさせて頂きます。
その1.自分からリアクションする
例えば、誰かにばったり出会ったら、“Hi. Oh, you look great!”(お元気そうですね)や、もしくは“How lovely you look in that dress!”と相手の服装を褒める、などなど。
自ら会話のとっかかりをつくることで、気分も上がるかも(^^)
ちなみにこの、「How+形容詞+主語+動詞!」と「What+a (an)+形容詞+名詞+主語+動詞!」は感嘆文と呼ばれるもの。
練習することで、使えるようになります。
その2.やはり聴き取りは大事
なんといっても相手が何を話しているか聴き取ることは大事。
もちろん、リスニングの訓練が要ですが、相手の話が理解できる満足感はこの上ないでしょう。
そして、いよいよ自分に質問が!
やはりこれも訓練がものを言います。
質問へ答える際によく見られるのが、Yes!やNo!といった反応。
通じますが、ここはきちんと、“Yes, I do.”や”No, I don’t.”と言えるように練習しておきましょう。
そして余裕をもって“How about you?”や“How do you think?”。
これも立派なリアクション。
会話を広げるきっかけを作ります。
レッスンでは、こうした実際の会話の場面を想定して、トピックに応じた質問などで英語の体力づくりを行っています。
Looking forward to seeing you in my class!
AKI先生のプロフィールはこちら
落ち着いた話し方でにっこりスマイルのAKI 先生。優しく穏やかに話してくれるので、リラックスしてレッスンを受講できます。なかなか会話が続かない・・・楽しめない・・・というお悩みのある方には、ぜひ受講していただきたい先生です。中国語レッスンにも対応中です!
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Hiroko T先生からの回答
「話を聞き取ることに精一杯」ということから、返す言葉が出てこなかったり、一言のリアクションで終わってしまっているのかな、と想像しています。
そこで、私からは2つのリアクション術をご提案します!
1.リアクションに使える表現をストックしておく
まずはスムーズなコミュニケーションのために「瞬発的に」何かお返事をしたいですよね。
そこで、単語ではなく「文」のリアクションパターンを用意しておくと便利ですし、単調になりません。
例えば、
I know how you feel.
「気持ちわかるよ~」
That sometimes happens to me, too.
「それ、私も時々あります(経験します)」
It must have been fun / tough!
「(相手が経験したことが)楽しかった/大変だった でしょう!」
などは私自身がよく使う表現です(^^)
ストックの方法としては、日頃から多くの英語に触れて定型表現をメモしたり、自分がよく使うと思う表現を英語にしておくと良いと思います。
「言いたいことはあるけれど、なかなか英語にできない」という方はレッスンで一緒に考えてみましょう!
2.相手の話をオウム返しする(感情を込めて)+感想、質問
「オウム返し」は相手に「ちゃんと話を聞いてもらえている」と感じてもらい、より良い人間関係をつくるのに効果的だと言われています。
これは英語でも同じで”Echo effect”と呼ばれたりします。
相手の話を聞き取れている状態であれば、興味深かったところを主語をYouにしてリピートしてみましょう。
その時、驚きや喜びなどの感情を言葉にのせることが自然なコミュニケーションとなるコツですので、リピートすることだけに集中しないように気をつけてくださいね。
そして、そのあとに“That’s …”で感想を伝えたり、質問を加えたりできると良いですね(^^)
会話に多少の間が出来てもその気持ちを汲み取り、日本語でサポートできるのが日本人講師の利点です。
リアクションも実際に口に出す場数を踏むことで上達していきますので、ぜひレッスンを活用してくださいね。
以上、少しでもお役に立てれば幸いです☆彡
Hiroko T先生のプロフィールはこちら
高校で英語の先生として働いた経験のあるHiroko T 先生。「わかりやすく教える」のがとても上手です。絵などを使って、言葉では伝えきれないニュアンスもしっかり教えてもらえます。言いたいことをうまく英語に変換できない!という方に、ぜひ受講していただきたい先生です。
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英語の悩みをなんでも講師に相談してみよう!ワールドトークを体験ください
今回は英会話において上手にリアクションをする方法のお悩みに対し、ワールドトークの講師からアドバイスをいただきました。
英語に関するお悩み他にも色々あるかと思います。
そんな時は是非、日本人の英会話講師に相談してみてください。
ワールドトークでは、日本人講師メインのオンライン英会話サービスとして、経験豊富な日本人英会話講師を採用しています。
悩みがあれば日本語で相談してもOKです。
同じ日本人だからこそ、理解してもらえることもありますし、日本人ならではのアドバイスがたくさん聞けると思いますよ!
体験レッスンは無料です。
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