日本人講師にお悩み相談「上手にリアクションする方法」を聞いてみました!
今日もブログをご覧いただきありがとうございます! 会話では、話の内容だけでなく、スピード、間のとり方やリアクションなど、気を配る要素が様々あります。
英会話だと、慣れないうちは聞き取りに集中するあまり、なかなかリアクションが取れないことも多いですよね。
そこで今回はこちらのお悩みに対して、講師にアドバイスをもらいました!
話を聞き取るのに精一杯で返答やリアクションが上手くできません。単調にならないリアクション術を知りたいです。
Masami先生からの回答
外国語で会話している時に、もっと上手に返答やリアクションができたらな-、いつも同じ表現ではなく色々な表現で反応できたらなと悩むこと、よくわかります。
私もフランスで同じ悩みを抱えていますので・・・ 不慣れな外国語での会話では、話を聞き取るのに精一杯、まさにおっしゃる通りです。
その次のステップであるうまい返答、リアクションが見つけられずに、日本語でだったら、いくらだって気の利いた返しができるのに・・・と苦い思いを味わう事が、私にはしょっちゅうです。
返答、リアクションを単調ではなく、気の利いた、素敵なものにするためには、会話で様々な表現を使えるように言語運用能力を磨くことと、自分が母国語で持っている会話能力を外国語での会話でも発揮できることが大切だと私は思います。
まずは言語運用能力を磨くために、こんなことをしてみてはいかがでしょうか?
1. 聞き返し、相槌を打つ、提案するなどなど、日本語では事無くできる会話表現を、小説や映画、ドラマのセリフから盗む。
その時に、一つのセリフを何通りでも言えるように、セリフをかき集めます。
例えば、提案するときに、
How about —?
Why don’t we/you ——?
Shall we —–?
など何かを提案するたびに違った表現を使いこなし、次々と提案を重ねていけるといいですよね。
2. 映画、ドラマを見て、あるセリフを言っているとき、どんなイントネ-ションで、どんな顔の表情で言っているのかを観察し、それをまねする。 言葉の抑揚によって、伝えたい気持ちのニュアンスが微妙に変わってくるので、例えば冷淡になったり、本当に心配していたり、怒った感じになったりと、同じセリフでも様々に響きます。そういった点は、実際にNative speakerの美しい発音から学ぶのが一番です。
3. 英語を話すときには別人になって、顔の表現(facial expression)を取り入れたり、自分の感情をセリフにのせる。
日本人の私たちにはちょっと気恥ずかしいのですが、顔の表情をセリフに組み合わせると、生き生きと反応して見え、気持ちが伝わりやすくなると思います。また、おおげさなぐらいにセリフに抑揚をつけて、さらに顔の表情を加えると、言葉に命がより吹き込まれ、いっそう深い意味合いが出ると思います。
“How cool!”
“Are you joking?”
“It can’t be…”
ちょっと、これを顔の表現、抑揚を思いっきりつけて、鏡の前でつぶやいてみては? 上記の2と3関連ですが、たまに私のレッスンではロ-ルプレイやお話の読み聞かせ(これは小学生のレッスンのみです)を取り上げます。その際に、皆さんに俳優になったつもりで、おもいっきり演じてくださいとお願いしています。
次は母国語で何気に使っている会話能力を発揮する点についてです。
私が考える大切な会話能力とは下記の通りです。
どれもごく普通なことのように見えるかもしれませんが、外国語での会話には発揮できていない時があるので、改めて書き出してみました。
1. 相手の目を見ながら、相手の話きちんと聞く。
これによって、相手の感情、どんな言葉を返せばいいのかを読み取れますし、相手の方も私が理解しきっていないことを”目”で読み取ってくれることもあります。
話をよく聞く姿勢には、相手と会話をしたいのだなというメッセ-ジをこめる意図があります。
2. 相手の話を聞いた後、すぐに何かしらの返答、リアクションをする。
私は即座に”Sorry?”の一言でも、顔の表情でも、なんでもいいので相手にメッセ-ジをおくり、会話を途切れさせないようにしています。
3. “伝えたい”という気持ちをもって、相手に誠意をもって、真摯に向き合い、相手の目を見て話す。
しどろもどろでも、一生懸命何かを伝えようとしている人の話には、ほぼ全ての方が耳を傾けてくれます。
4. 会話をしながら笑顔を忘れない。
笑顔は人を安心させるので、円滑に会話を進める雰囲気をかもしだすと思います。
“単調にならないリアクション術”の回答というよりは、会話のキャッチボ-ルを楽しく、弾ませるヒントといった感じになってしまった気がしますが、言語運用能力と母国語での会話能力、この二つを自由自在に操って、皆さんは英語で、私はフランス語で楽しく、気の利いた、彩りあふれるリアクションができるように、頑張りましょう!
Masami先生のプロフィールについて
海外在住歴が長く、海外でのビジネス経験もお持ちの先生です。先生自身とてもパワフルで勉強熱心な方なので、どうやって勉強すれば良いの?というお悩みをお持ちの方はぜひご相談ください。たくさん褒めてくれるので、だんだんと英語を話す事も楽しめるようになってくるはずです!
https://www.worldtalk.jp/mypages/instructor_profile/23789
Yuri先生からの回答
こんにちは、Yuriです!
聞き上手になるための4つのアドバイスを紹介します。
1. 表情豊かに!
「表情豊か」とは常に笑顔という意味ではありません。
話が複雑だったり、わかりにくい時には困惑した表情を。
理解や納得がいった時には頷いて明るい表情をするなど、正直に感情を顔に出してみましょう。
反対に、英語を聞き取れていないのに、わかったような顔をしてヘラヘラして誤魔化すのが一番ダメですよ!
2. キーワードを繰り返す
話し手の会話の中で重要な単語やフレーズが出てきた時には、相槌を打つように繰り返してみましょう。
聞き手であるあなたが、どれほどその話について理解しているのかを話し手が知ることができます。
例えばBがあなただとして、
A: I watched Spider-Man last night and ….
B: Spider-Man!
もしSpider-Manを知らなければ、
B: Spider-Man? What is it?
3. 簡単なリアクションを言えるように練習しよう
言語学習は練習あるのみです。
映画やドラマ、ニュース番組を見る時や、新聞や本を読む時に独り言として一人でリアクションの練習をしてみましょう。
例)
Wow! / Really? / Good! / Great! / Oh my goodness! / Terrible!
実際に口に出して、又は頭の中で言ってみましょう。
4. It sounds (形容詞)!
きちんとした文章でリアクションを取りたい方向け
It sounds …
例)
excellent, wonderful, unbelievable, great, good, cool, interesting, ok, terrible, strange, bad など
*interesting: It sounds interesting!
と誰かに言われてしまったら、本当の意味は「私は(聞き手)はあなたの意見に賛成ではないけれど、そんな意見も世の中にはあるのね」という感じです。
なのでいい意味ではありません。残念ながら…。
これはアメリカ留学中に教えてもらった「留学生の誤解あるある」の1つです。
*terrible, strange, badなどのネガティブな意味の形容詞:
これらのネガティブな意味の形容詞を使うことは悪いことではありません。
話し手を批判するのではなく、これらの形容詞を使うことで話し手の気持ちに寄り添うことができます。
A: I played a video game for 4 hours last night, but it couldn’t save my data well. It was so stressful.
(昨夜テレビゲームを4時間してたんだけど、うまくセーブできなかったんだよね。めっちゃストレスだわ。)
B: It sounds terrible.
(それはひどいね。)
Does it sound helpful for you?
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!ぜひ、日々の生活の中で取り入れて練習してみてください!
Yuri先生のプロフィールはこちら
明るい雰囲気でレッスンを進めてくれるYuri先生。お友達と話す感覚で、楽しくリラックスしてレッスンを受講できます。アメリカ在住経験がありますので、現地で使われる、いきた会話表現を教えてもらうことができます。
https://www.worldtalk.jp/mypages/instructor_profile/32390
ヒロシ先生からの回答
直ぐに実践できる方法は、次の2つだと思います。
1. 相槌を打つ。
Do you ?
Do you not ?
Did you ?
Did you not ?
Have you ?
Have you not ?
Is that right ?
Is that true ?
等、相手の話した内容にこれらの表現で相槌を打つことです。
そうすることによって話している側が、聞いてくれている側が自分の話に興味をもって聞いてくれている、という同調意識が高まると思います。
この時にポイントとなるのが、相手の話す表現に応じて、現在形であれば現在形、過去形であれば過去形で相槌を打ってあげると良いと思います。
例:
A) I do like Sushi .
B) Do you ? I am glad you like Sushi .
A) I did not go to New York last week .
B) You did not ? (Did you not ? ) What happened ?
2. オウム返しで聞き返してみる。
これも①と同じで話しての話している内容に同調をしながら聞いている、ということになりますので話しては自分の話を興味を持って聞いてくれているんだな、という意識が生まれます。
またオウム返しで相手の言った内容を復唱して、その後に少し簡単な質問(Why ,Where ,How , What ,How )を加えてみるのも効果的です。
例:
A) I want to be an actor .
B) You want to be an actor ? Do you want to act for TV shows or heaters ?
A) I have got a new manager and I am a bit nervous about him.
B) You have got a new manager and you are a bit nervous about him ,why ?
1、2のどちらも少し顔の表情やジェスチャーを交えて相槌をしたり、声のトーンに抑揚を付けて聞き返すのが、より話し手とのコミュニケーションが生まれて効果的だと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
ヒロシ先生のプロフィールはこちら
イギリス在住20年以上のヒロシ先生。現在は英国航空会社に勤務されていらっしゃいます。長年の就業経験からご苦労された点を踏まえたアドバイスなど丁寧にご指導くださいます。イギリス英語に興味のある方、ビジネス英語を学びたい方にもおすすめの先生です。
https://www.worldtalk.jp/mypages/instructor_profile/30442
英語の悩みをなんでも講師に相談してみよう!ワールドトークを体験ください
今回は英会話において上手にリアクションをする方法のお悩みに対し、ワールドトークの講師からアドバイスをいただきました。
英語に関するお悩み他にも色々あるかと思います。
そんな時は是非、日本人の英会話講師に相談してみてください。
ワールドトークでは、日本人講師メインのオンライン英会話サービスとして、経験豊富な日本人英会話講師を採用しています。
悩みがあれば日本語で相談してもOKです。
同じ日本人だからこそ、理解してもらえることもありますし、日本人ならではのアドバイスがたくさん聞けると思いますよ!
体験レッスンは無料です。
是非、一度日本人講師のオンライン英会話レッスンをお試しください。
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