年末に家の中を徹底的に綺麗にする「大掃除」。
日本特有の文化というイメージの方も多いのではないでしょうか。今回は大掃除の伝え方、表現方法をご紹介いたします。
掃除をする:clean up/clean out
完全に/すっきりと綺麗に掃除する:clean up
大掃除と言っても行動は”掃除をする”ということに変わりありません。なので、掃除をする:clean upを使って説明することができます。
時期や具体的にいつもとどう違う場所を掃除するのか、そんな情報を添えて行ってみるのも良いかもしれません。
●大掃除をしていると、毎日少しずつ掃除をした方が良いのではないかと考えてしまいます。
As I am cleaning up, I am thinking that it would be better to clean up a little each day.
●日本では年末に、イギリスでは春に大掃除をすると聞きました。あなたの国はどうですか?
I heard that people in Japan clean up at the end of the year and people in the UK clean up in the spring. How about your country?
掃除をする(空っぽにするイメージ):clean out
断捨離や倉庫の整理、教室の机を外に出してスッキリさせるような掃除のときにはclean outを使うことも出来ます。一掃するイメージの掃除なので年末の大掃除の時にも使いやすい表現です。
●冬休みに入る前にクラスのみんなで教室の中を大掃除しました。
We cleaned out the classroom together before the winter break.
大掃除:spring cleaning/year-end cleaning
もちろん「大掃除」を表す単語は存在します。文化の違いも現れているので順にご紹介いたします。
大掃除:spring cleaning
大掃除は日本特有の文化に見えますが、英語圏では春先に大規模な掃除をすることがあります。その文化からspring cleaningが大掃除という意味で使われます。
springと付いていますが、転じて慣用表現的にspring cleaningで「大掃除」という意味を示すので季節を問わず使うことができます。
●アメリカでは春に大掃除をすると聞きました。
I’ve heard that people do spring cleaning in the U.S.
●大掃除をするために洗剤を買ってきた。
I bought some detergent to do spring cleaning.
(日本の年末の)大掃除:year-end cleaning
春に行う掃除がspring cleaningであれば前の部分を年末にして日本での大掃除をyear-end cleaningと表すことも出来ます。
spring cleaningが一般的に使われてるので「へえ、春じゃなくて年末に大掃除ね!」とイメージが伝わりやすいです。
この機会に「日本では年末にするんだ!」と強調して説明してみるのも良いかもしれません。是非使ってみてくださいね。
●日本では1年の終わりに家の中をいつもより入念に掃除をします。これを大掃除と言います。
In Japan, people clean their houses more carefully than usual at the end of the year. This is called “year-end cleaning“.
日本の文化についてしっかり伝えたいならワールドトーク!
今回は大掃除について取り上げましたが、海外にも同様の文化がある場合、異なる点や似ている点を説明するだけでイメージが伝わりやすいです。
英語圏の方と仲良くなるには避けて通れない文化についての話題。「あなたの国と●●は似ている」「でも●●は少し違ってね」と、そんな会話は必須です。
ワールドトークの先生は日本人がメインですが、海外在住の先生も多く在籍しています。日本と海外の違いを知っている先生からどのように特徴を説明すればよいのかレッスンで聴くことがオススメです。
留学前や国際交流を目指している方は是非ワールドトークの先生に相談してみてくださいね。
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