さて、基本的な時制を学び終えて、いよいよ今回から助動詞に入ります。
動詞を助ける、と書いて助動詞。
動詞の直前に来て、そのとき動詞は原型に戻るんでしたね。
ではまず基本の助動詞を確認してみましょう!
下の表をしっかり確認して、どれくらい理解できているかチェックしてみてくださいね☝️

can/could
Eiko speaks Chinese. だと、英子さんは中国語を話します。と事実を述べるわけですが、前にcanを持ってくると、「英子さんって中国書を話せるんですよ!」と感情が入ります。
それを聞いた人が「えっ、あの英子が⁉️ 」とびっくりしたら、It can’t be true. と疑いの気持ちで答えます。
嘘だと思ったら、これから英子に電話して中国語話してもらいますから、Can I use your mobile?「電話借りてもいいですか?」と聞くかもしれません😆
こんなふうにcanは能力、可能性、許可を表しますが、根っこの意味は「SがVすることに何の問題もない」なんです。
ここで重要なことは、canの過去形がcouldと学校で教えられてしまったため、上の文章のcanをすべてcouldにしたら、内容もすべて過去になると思ったら大間違い、ということです😱
この表にもありますが、実際に時制が過去になるのは、Eiko could speak Chinese.だけ。昔は英子さん、中国語話せたんだよ。と昔の栄光を語るときだけです。
それでもわかりにくければ、誤解を避けるために”Eiko was able to speak Chinese.”とすれば100%過去ってわかりますね。
may/might
mayの過去形mightも、実際に時制を過去にはしません!
ややこしいですよね〜。
助動詞の過去形と呼ばずに、助動詞の仮定形と呼べば私たちの苦労も激減したことでしょう。
そうなんです、助動詞の過去形はまさに「仮定法のためにある」くらい仮定法で大活躍します。
仮定法を勉強するときにまた詳しく説明しますが、現実に時制を過去に変えるほどの力は助動詞にはありません。唯一の例外が、昔はできた!という意味のcouldでしたね。
時制を変えることができるのは、動詞の特権ですから☺️
そしてこのmayですが、根っこの意味は「50%」です。
You may go home now. ってことは、帰りたかったらどうぞ、絶対そうしないとダメっていうわけじゃないけど、と半分のお勧め感があります。
ちなみに、May I 〜?とCan I 〜?ですが、May I のほうが、半分の可能性を求めてるので、謙遜した感じがします。
She may be sickってことは、彼女って病気なのかも(50%の可能性でね)って思ってるわけです。
mightを使うと仮定してるイメージが強くなるので、可能性が若干弱まり、丁寧さが増す感じ。なので、私自身はmightを使うことが多いです。
何か興味のないことに誘われたら、”I might go, thanks!”とゆる〜く断ります😆
「行くかも〜」って言われたら、大体行かないことが多いですよね。
行きたかったら、興味があれば、willを使うのが普通だからです。
ということで、長くなったので今回はここまで。
お疲れ様でした〜

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