すきま英語

Giving & Blessing

日本に移住したハズがアメリカに帰ることになり、思ったこと…

①日本には不要になったものを寄付する場所がないッ!

引っ越しにあたり、リサイクルショップをいくつかあたったけど、転売して売れそうなものだけだタダ同然で引き取って頂いた感じです。

家具はゴミにするとお金がかかるし、ゴミにするには忍びない…。地元の売り買いサイト、友達を呼んで、「何でも持ってけフリー(無料)マーケット」を開催。何とか捌き、日本を後にしました。

アメリカでは、不用品を簡単に寄付できます。寄付したものが価値のあるものであれば、その金額を税金対策に使えます!
友人たちの殆どは、まだ使える不要品がたまると、箱に詰めで寄付できるところに持って行きます。子供のおさがりもあげる知り合いがいなければ、寄付。

その不用品を売った先では、その団体の儲けというより慈善的なことに使われる場合がほどんどなので、ゴミにするより寄付する人の方が絶対多いんではないかと。

②Blessing Box

アメリカにフードバンクというものがありまして、日持ちのする食べ物(缶詰、麺類などなど)を保管している施設があり、食べ物に困った人たちが無料でもらいにいけます。
こちらも寄付で賄っています。

最近ちょこちょこ見かけるのは、Blessing BOX(※)と書いてある小さなキャビネット。教会の端っこや公園の端っこにコッソリある。中は、日持ちのする食べ物、日用必需品など。

この間、図書館に行った時、車がそこに停まり、スーパーの袋を持ったおじさんが缶詰等をキャビネットに入れているのを目撃!
わざわざスーパーで買って、困っている人のためにコッソリ置いていく。
人に知られぬ隠れた思いやり。心が暖かくなりました。
あまり目立たないところにあるので、貰っていく人も気後れしなくていいかな。
帰りに前を通ると、棚いっぱいに缶詰やおやつなど色々入っていました。
次に図書館に行くとき、私も何か入れようかな。優しい気持ちって、うつりますよね…

先週 図書館に行った時、私もコッソリ置いてきました。キャビネットを開けると
おぉ、たくさん入ってる。一緒にいた息子が、

 「oh, can I have the chips over there?」
  あ、そのチップス欲しいッ!

 「No. These are to bless those people who cannot afford them.」
  だめッ!これは欲しくてもワケが在って買えない人たちの為なんだよ。

図書館の横の公園で息子が遊んでいる間にベンチに座っていると、
車が止まって、Blessing Boxに誰かが物を入れていく。だからいっぱい入ってるのかな?
暫くすると、物を持って行く人もいました。ごっそり持って行くのではなく、1つや2つ。私が置いて行ったものも誰かの役に立つといいなぁ…

さて、ここで出てくるBlessingという単語。
はてさて、どうやって訳したらニュアンスが伝わるかしらん?
たぶん祝福する、という単語が浮かぶ方が多いかと。
God bless you 神さまの祝福がありますように。

Blessingは日常会話にも出てきます。

You are such a blessing to me. 
あなたがしてくれたことに、とても感謝してるよ(リサ 意訳)
励ます、力づける、幸せを願う、手助けする、ためになることをする、と言った感じの意味でしょうか。

You have my blessing. 承諾するよ。
例えば、お父さんが結婚を許す時、など。映画でよく聞くセリフですね。

※Blessing BOX
Blessing Boxes are anonymous donations sites stocked with non-perishable food items, basic toiletries, baby supplies, and anything else that might be considered a blessing to someone who finds themselves in need. A simple rule applies – Leave what you can, take what you need.
https://www.chsblessingbox.org/ より抜粋

Blessing Boxとは、日持ちのする食べ物、日用品、ベビー用品など困っている人に手助けとなるようなものを匿名で寄付できる場所です。
 ルールは至ってシンプル:
  あなたのできる手助けをお願いします
  あなたの必要なものを持って行って下さいね    (リサ 意訳)

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ABOUT ME
リサ
流浪の民、リサです。 アメリカの大学へ行くために日本を脱出して以来、何故か3年に一度くらいで国内外へ移住している流れ者です。結婚後も子連れで遊牧民状態で、現在流れ着いた先は、ダンナの出身地のアメリカ。暫くは定住する予定です。 中学生時代に、英語は苦手教科でチンプンカンプン、わけわからん? 夏休みにアメリカにホームステイしてきた友人に感化され、英会話学校へ通い、まぁ何とかコミュニケーションができるレベルへ。 その後、アメリカの大学へ留学。必死に勉強し(毎日図書館が閉まる真夜中12時まで)、何とか4年で卒業。夢を追いかけ、イスラエルの大学院で考古学を1年。ヨルダンのアラビア語学校で、アメリカ人のダンナと出会っちゃったので、結婚。さすらい(?)の旅のまだまだ続く…。 最近は、気が付いたら英語は感覚で話してます。文法はどっかにすっ飛んだらしい。文法というより、こういう風には言わないよね、という慣れですかね...? 「習うより慣れよ」ですかね。日本語を話すときに文法は考えない、と同じ感覚かしらん。

皆さまのコメント

  1. ハイジ says:

    頂いた新品の洋服5点程をリサイクル店へ。結果180円でした。手間ひまかけてこれか⁉️今度からは資源ゴミに出そうかなぁ?

  2. てすと says:

    てすと

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