こんにちは!
「完全基礎やり直し英語レッスン」
をしている、Shinkoです!
シャドウイングは、いろいろな勉強法の
中でも最も知られた
勉強法ではないでしょうか。
ただ、「シャドウイングをしていました。」
と言われる方でも正しいシャドウイングを
している方は少ないと思います。
わたしのレッスンを受けていただいて
いる方には、フォニックスが終わると、
一冊のテキストを買っていただいて
そのテキストを宿題に使っています。
最初は、内容を見ずに、ディクテーションを
していただき、音読からリピート、
オーバラッピングが終わって
シャドウイングをしていただいています。
最初はこの勉強法に戸惑われても、
皆さん一様にこれらをこなされます。
実は、テキストは文法を学ぶためでなく
口からフォニックス通りに発話するための
ものなので、本当に内容が簡単なので、
何度かやると内容を覚えてしまわれます。
しかし、数週間、数ヶ月すると
当然、内容は忘れますよね。
そこで、内容を聞かないまま
シャドウイングしてもらうことがあります。
でも大体、上手くいきません。
以前は、内容を覚えていたので、そのまま
文章が口から出てきていたのですが、
数週間後だと内容を聞いてから
発話しているので、シャドウイングにならず
リピートになっているんです。
と言うことは、まだシャドウイングが
完成していない。と言うことになります。
理想を言えば、聞いたことのない英文を
聞いても口からスラスラ言える。と言う
のがベストなのですが、さすがにこれは難しいです。
内容が簡単で、以前やったことがあるも
のであれば、シャドウ(影)のように
音源にピッタリと沿って言うことができれば、
話し手の会話についていける力がある。
と言うことになります。
でも、多くの方は知っている内容であっても
聴きこんでしまい、後ろから追い
かけるようにリピートしています。
この時の頭の中は、聞いた音源を文章
として頭に書き、それを言おうと
しているんです。
ChatGPTも同じように、聞いた音を
テキスト化してそれを音声に変えて
発話してくれます。しかしさすがAIです。
テキスト化して音声に変えるのに
数秒しかかかりません。
人間がこれをやるとかなり時間がかかるので、
会話がとてもスローになります。
本当は、内容を頭の中で文章化する
必要性はないのです。
なぜなら内容はもう知っているからです。
でも、文章化することが
癖になってしまっているんです。
これが会話になると、文章化したものを
日本語にして、またそれを英語に直して
発話することになるので、会話の
キャッチボールにならないんですね。
シャドウイングするために、
まず暗記しないこと。
暗記は頭の中に文章を書くことですから、
暗記すると必ず文字を追うことになり、
発話に時間がかかるか、
または覚えたものが見つからないときは
そこで会話が途切れてしまいます。
暗記しないでどうやって覚えるのか。
と言うと、全てイメージ化して
言葉とセットで覚えます。
「昨日、フワッフワの3段重ねのパンケーキに
たっぷりの生クリームを乗せて
イチゴと一緒に食べたよ」友達がそう言ったら、
美味しそうなパンケーキがすぐに写真として
頭の中に出てきますよね。
文章を覚えるときは自分でイメージ化した
絵を頭に描きながら
口から何度も発話します。
イメージ化された写真と言葉が一致すれば
英語が流れてきたときすぐに口からその
イメージ化されたものが英語として出てくる。
この練習を続けることで、自分の知っている
英文がすぐに口から出てきます。
正しいシャドウイングで、
リスニング力とスピーキング力を
伸ばしてくださいね。
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