こんにちは!
「完全基礎やり直し英語レッスン」
をしている、Shinkoです!
私は、発音が英語の母体だと考えて
いますので、まず発音をしっかり
身につけてください。と言います。
発音を身につける。というのは、
口の形や舌の動きを考えなくても、
発話するときに勝手に
口や舌が動く状態を言います。
ピアノで言えば、(私はピアノは
弾けませんが。笑)考えている音を
そのまま指が動くような感じです。
ここが、ド、ここがレと考えていては
音楽は奏でられませんよね。
ですので、今からrの発音をするぞ。
thだ。と考えていたら、
会話にならない。ということ。
ただ日本人は口を大きく動かすことに
抵抗がある人が多いと思うんです。
それからもう一つ、
大きな抵抗感「息を出す」です。
日本語は、口をそれほど大きく
開けなくても発話できますし、
息を出すことは反対にあまり
良しとされていないんですね。
でも無声音は、音を出さずに息だけを
出して、息が歯や舌などに当たって
息が擦れるような音を出しますから、
息を出すことは必須なんです。
thが特に日本人が苦手な理由は、
舌を出して、なおかつ
息も同時に出す必要があるからでしょう。
私も最初にthの口の形を聞いたときは、
そんな口の形で音を出すなんてあるのか。と、
信じられない気持ちでした。
学校では一切そういうことは教え
ないので、そう思っても仕方ありませんね。
歌詞を見ながら、音楽を聞いてみてください。
sやtなどの無声音は息の音ですが、
擦れるような音なので、有声音と
同じくらいしっかりと聞き取れます。
ただ、自分が無声音を言えないと
聞き取れません。
発音する音は50以上あります。
半分の子音は、後ろに母音をつけずに
音だけ発声します。
手のひらを口に当てて
子音を発話してみてください。
日本語よりも確実に息を出します。
しっかり息が手のひらに当たれば、
大丈夫です。
日本語は母音が5つしかありませんが、
英語は25以上の母音があり、どれも
微妙な違いなので、しっかり口の形を覚えて
なおかつ、その口の形を自分の口に
覚えさせてください。母音は子音に比べて
長く発話するとより英語らしい音になります。
子音は短く、母音は長くを意識して発話しましょう。
子供達は小さなときは、素直に口の形も真似して
すぐに音も上手に出せるようになります。
でも、小学校高学年、中学生になると、
人前で口を大きく動かしたり、舌を出したり、
息を出すことに抵抗を感じるようになり
残念ながらカタカナに戻っていきます。
韓国のアイドルグループが、ビルボード入りを
果たしているのに日本人が入れないのは、
この発音の問題なのではないか。
と思っています。
英語は色々な意味で意識の改革が必要です。
決して、日本語=英語ではないことを理解して、
英語の勉強を励んでください。
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