英語のお笑い「スタンダップコメディ」にはまっている、パンダ先生です。
スタンダップコメディをネタに、英語を学んでいただけたら。と思って書いたのが「スタンダップコメディ」シリーズ。
S2E5(シーズン2のエピソード5)は、アメリカのスタンダップコメディアン「ケヴィン・ハート」について。
スタンダップコメディとは
スタンダップコメディ(stand-up comedy)は、観客を笑わせるために行うパフォーマンスのこと。単独での話芸が一般的です。
スタンダップコメディは、英語圏のコメディのジャンルとしては主流で、「アメリカのアート」という見解もあります。
ちなみに日本のコメディは「お笑い」となっており、英語でも「owarai」と呼ばれています。
セットアップとパンチライン
漫才にボケとツッコミがあるように、スタンダップコメディにもルールがあります。それが「セットアップ(setup)」と「パンチライン(punchline)」。
セットアップは設定(フリ)、パンチラインは結果(オチ)。この考え方が、英語圏のコメディの基礎とされます(映画の脚本みたいですね)。
セットアップとパンチラインで構成された話が、ジョーク(joke)。
ジョークの例↓
“I’m on a whiskey diet… I’ve lost three days already.”(ウイスキーダイエットしてる。もう三日消えた。)
セットアップ:ウイスキーダイエットしてる。
パンチライン:もう三日消えた。
上のジョークは、イギリスのトミー・クーパーによる有名な一文ネタ(one-liner)です。
「誰が何をどう言うか(人物×脚本×演技)」でジョークのおかしみが変容するのも、スタンダップコメディの奥深さです。
アメリカのケヴィン・ハート
ケヴィン・ハート(Kevin Hart)は、アメリカのスタンダップコメディアン。ペンシルベニア州・フィラデルフィア出身。アメリカで最も稼いでいるコメディアンの一人。
ケヴィン・ハートのパフォーマンスは「滑稽な様子の黒人が滑稽な状況で喜怒哀楽のパニックを起こしている」といった味わい。
おしっこをちびりそうになるくらい面白いですが、ときにクールな人間性も垣間見えて、うんちまでちびりそうになるくらいお面白いです。
単語のおさらい
- stand-up comedy:スタンダップコメディ
- owarai:お笑い
- setup:フリ
- punchline:オチ
- joke:フリとオチのある笑い話
- one liner:一文ネタ
\ ワールドトークでパンダ先生のレッスンを受けられます! /