こんにちは。大阪出身・在住の英会話講師Yuriです。大阪や関西にはこれ!っと一言で意味を伝えるのには難しい言葉があります。それは、「シュッとしてる」。
シュッてなんの音やねん?とツッコミつつ。この「シュッとしてる」は例えばかっこいい、イケメン、おしゃれ、イケてる(これは死語?)などを表現できる言葉です。
さてここで問題!あなたなら、どのように「かっこいい」や「イケてる」を英語で表現しますか?知っている英単語を頭に浮かべてみてみましょう♪
もはや Cool はそこまでクールじゃない
おそらく、coolがはじめに思い浮かんだのではないでしょうか?coolは「冷たい、涼しい」といった意味が元々ありますが、流行語として「かっこいい、イカしてる」と使われはじめたそうです。
ただし最近では、coolは一般的になりすぎて、「いいね!」のgoodくらいの意味として捉えられています。では本当にかっこいい!と褒めたい時にはどうすると思いますか?
Sick!が現代のクール
そうなんです!日本の学校では今まで「病気;病気の、気分が悪い」などで学んできた sick ですが、なんとアメリカの若者の間では「イケてる!」と意味する褒め言葉なのです。
この話をイギリス人の叔父に話すと「アメリカ人は何を考えているんだ…。」と途方に暮れていました。なので、イギリスでは通じない表現になります。本当に体調が悪いときもsick(本来の意味のとおり)を使うので、ここで一例を挙げておきます。
A: Hey, I got this t-shirt at a thrift shop yesterday.
「昨日さ、古着屋でこのTシャツを買ったんだ。」
B: Wow, I like the design. That’s so sick!
「うわ、このデザインええやん。めっちゃシュッとしてる!」
Sophisticatedって、発音がすでにシュッとしてる
sickはアメリカの若者言葉で「シュッとしてる」と言う意味でした。スラングなので、上品には聞こえません。
そこで、より大人っぽい英語で表現するならこの sophisticated (ソフィスティケイテッド)がおすすめです。意味は「洗練されている」です。
A: Would you like some coffee?
「コーヒーはいかがですか?」
B: Yes, please. Wow, your coffee machine is sophisticated!
「お願いします。あら、あなたのコーヒーマシーン、シュッとしてるね。」
So-Cal(ソー カル)って?
私は以前にカリフォルニアのサンフランシスコに住んでいました。そのときによく友達から聞いたのがこの So-Cal (ソー カル)です。
That’s So-Cal!
これも「シュッとしてる」や「オシャレな」という意味合いで使います。
ちなみにSo-Calは、Southern California (南カリフォルニア)の略です。南カリフォルニアといえばLAが有名ですね。ハリウッドやビバリーヒルズ、それだけでなく日本でもファッションやインテリアのデザインが人気です。カリフォルニアに住んでいる人たちにとって南カリフォルニアはオシャレな場所のようです。
ちなみに私がいたのは北カリフォルニア(もしくはベイエリア)。みんな憧れがあったのかな。
留学時代に一番聞いた言葉、Fancy
日本にいると、ファンシー雑貨やファンシーグッズなんて聞いたことはないでしょうか?英語でFancyとは「豪華な、高級な」という意味があります。なので、どちらかというと「カッコイイ」よりは「高級でオシャレな」イメージです。こちらも留学時代に友達からたくさん聞いた言葉の一つです。sophisticatedに似た言葉でしょうか。
I’m going to have a dinner at a fancy French restaurant this weekend.
今週末にシュッとしたフレンチレストランでディナーしに行くねん。
最後に
いかがでしたか?このほかにも「シュッとしてる」の英語表現がたくさんあるとは思いますが、ぜひ覚えやすいものから使ってみてくださいね。
会話を聞いているときに、 That’s [シュッとしてるの英語]! と相槌を入れてみる練習から始めるのがオススメです。
それでは!
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