留学生がほろ酔い気分になると英会話が饒舌になる。これは私がアメリカ留学時代に聞いたことがある説です。実は研究されて、実証済みだとか。私も自分で実証実験をしましたが、まさにその通りでした(笑)。
今回は私の体験やこの説からわかる英会話上達のコツについて紹介します。
英語が話す自信がなかった頃のわたし
アメリカに留学してもすぐに英語を話せるようになれなかったので、(ほぼ)初対面の人と英語で話すのがとにかく苦手でした。
アメリカ人の前で英語を話すとき、まるで彼らは英語の資格試験の面接官のようにわたしの英文法や発音を細かくチェックして粗探しをしているんじゃないか。そんな緊張と居心地の悪さをいつも感じていました。
それもあって小さい声で自信なさげに、不明瞭な発音で話しがちになってしまいます。だから、”Huh?” (日本人にはどうしても「はぁ?」と聞こえてしまう恐怖の音)と反応されて余計小さくなっていました。
自分で実験して気づいたこと
アメリカで合法的にお酒を飲める年齢になり、友達のホームパーティーにお呼ばれするようになると、英語でほぼ初対面の人と話をする場面が出てきました。
ほろ酔い程度がベストな状態です。体質にもよりますが、ほろ酔いになると物事を客観的に見る目が衰えませんか?それから聴力も!
気持ちが大きくなるし、声も大きくなりますよね。表情が豊かになると相手に気持ちが通じやすくなります。
必要なのはお酒ではなくて〇〇!
まず、多少間違えても動じない心が重要です。もう天然キャラを演じるくらいがちょうどいいです。周りの目を気にせず、目の前の人と会話を楽しむことだけに集中してください。
ほろ酔い気分になると気持ちが大きくなって「恥ずかしい」とか「間違ってたらどうしよう」という不安を抱かなくなります。もしかすると、わたしたちって心配性すぎるのかもしれません。
2つ目は大きな声で英語を発音することです。発音の上手い下手ではなく、そもそも声が小さいと英語が聞き取りづらくなります。
3つ目は表情豊かに感情を表現することです。英語で話すときに緊張するのはとてもわかります。だから英会話だと不安・苦しそうな表情をしていたり、何を考えているのかわからない不気味な顔になっていませんか?実は英語がネイティブな人たちも、あなたのそんな表情を見ると緊張しているはずです。
ぜひ会話の練習を1人でするときは鏡の前で行ってみてください。想像以上に怖い顔をしているかもしれませんよ。
最後に
留学生はほろ酔い気分になると英語での会話が饒舌になるという研究から実践できそうな英会話のコツを紹介してきました。お酒を飲んでから英会話の練習をしましょうという意味ではないので、お酒が飲めない・飲まない人も安心して実践してみてくださいね。
それではまた!
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