英語で話す力を鍛えたい!そう思う方は多いはず。でも、ディスカッションをするほどの英語力はまだないし、せっかくなら楽しく英語を学びたいですよね。
最近、私は英語で行う連想ゲームをレッスンに取り入れています。ぜひこれを読んでいただいているあなたにも、英語学習に取り入れていただきたいです。今回は、ゲームのルールとオススメする3つの理由についてお話しします。
連想ゲームのルールについて
このゲームは必ず2名以上で行ってください。下記のようなワードリストを準備します。
私のレッスンでは、1〜20までの列を用意し、各数字の列には3つの単語があります。これを先攻と後攻に配布します。
まずはじめに、先攻がこのリストを見ないように伏せます。後攻が先攻に、好きな数字を選んでもらいます。後攻はその数字の列の単語3つから1つを選び、その単語が何であるのかを先攻が当てられるようにヒントを与えます。
たとえば、Baseball を答えてもらいたいときのヒントはこのような感じです。
This is one of sports. This sport is very popular in Japan and America. My favorite team of the sport is _.
ルールはいたってシンプル。ゲームをする人でルールを追加すると、さらに楽しめると思います。たとえば、ヒントは4文までとか。1つの単語に答える回数は3回までとか。私のレッスンではそこまで厳しくルールを設定していませんが、ヒントを与える側が答えの単語を言ってしまうと、ヒントを与える側の負けになります。
先攻が無事に正答したら、役割を交代します。
「このワードばっかり使ってる」がなくなる
英語で少し話せるようになってきたときに、以下のような悩みを抱いている方を見かけます。
- ・ 自己紹介は上手になってきたけれど、さまざまな日常について話すのが難しい
- ・ ずっと、I like _. ばかり言っている
- ・ 主語が I または You の文章ばかりで、heやshe, it に慣れていない
連想ゲームをすると、The person …. で始めたり、It is made of _. など原材料について話すことがよくがあります。はじめのうちは上手くできなくても、どんな語彙や表現を増やせばより上手にヒントを与えられるのかを考えてみましょう。
心地よいプレッシャーに慣れる
日本人の英会話講師とレッスンをするときに、つい日本語で多く話してしまうことはありませんか?また英語で話すときに、すごく緊張しませんか?
このゲームではすこし緊張感のある中で英会話に慣れることができます。まずは、相手が正しい答えにたどり着くまで、英語でヒントを与え続けなくてはいけません。ヒントを出す時間を制限して、タイマーで測るとさらに緊張してしまうでしょう。
ただし、その緊張感に慣れると、いざ外国の方と英語で話すときには何とも思わなくなっているでしょう。
英語を話す瞬発力を鍛えられる
急に決まったワードについて準備なしでヒントを与えていくので、英語を話すときの瞬発力を高めることができます。タイマーで時間を測ると、語彙を検索することができません。自分で知っている語彙から適切なものを選んで、相手にとってわかりやすく説明するにはどのように文章を組み立てればいいだろう?頭をフル回転させて取り組んでみてください。
一般的に、英語で話すのが難しいのは工程が多いからです。
英語で聞き取って、内容を理解し、その話について何を思い、何を伝えるのかを考えて、伝わるように文章を組み立てて、発音に注意しながら話す。どこかでつまずくと、長い沈黙になってしまいます。深く考えるためにすこし沈黙があるのは自然なことですが、スムーズな会話をするために、ぜひこのゲームで英会話の瞬発力を鍛えてみましょう。
まとめ
英語の連想ゲームで、英語の悩みや苦手につながりがちな3点をつぶしていきましょう。このゲームは1回だけしても成長を感じづらいです。レッスン2〜3回ほどで挑戦してみてください。連想ゲームを私と取り組んでみたい方は、ご連絡くださいね。
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