日本語のことわざには、「猫の手もかりたい」や「イタチごっこ」など動物に由来するものがいくつもあります。実は英語でも、子どもが覚えられるような簡単な生き物の英単語に少し工夫を(?)するだけで、大人が使う英語に様変わり!
英単語を覚えるのが苦手な方にオススメ!へ〜っと知るだけでおもしろい、英単語やフレーズを紹介します。
Fish + y = うさんくさい
Fish (魚)にyをつけ足すだけで、なんと形容詞「話が怪しい、うさんくさい、いかがわしい」という意味になります。他にも「魚のような」という意味もあります。
His story sounds fishy.
「彼の話はうさんくさい。」
めちゃくちゃ簡単に覚えられそうではありませんか?
Cat + Fish = なりすまし
先ほどの fish (魚) の前に、cat (ネコ)を足すと、本来は「ナマズ」になります。ナマズは猫のような長いヒゲを持っているからでしょうか?見た目とは裏腹に、とてもかわいい名前です。そんなナマズですが、スラングとしては「なりすまし」という意味で最近使われています。
別人の画像をインターネット上で使用して、誰かに金銭を要求するような詐欺のことをこう呼びます。ときどきニュースで聞く、国際ロマンス詐欺のようなケースです。ニュースから英語を学ぶ方はぜひ!
A beef = 不満
もともと、beef (牛肉)は数えられない名詞です。そこに冠詞の a を加えると、スラングで「文句、不満、苦情」という意味に。I have a beef. というと「私は不満がある。」と伝えられます。
英語を学び始めたばかりだと、a や the のような冠詞についておろそかになりがちです。この単語は数えられる?数えられない?と覚えるのも精一杯。こんな失敗はしないでね!という願いを込めて、こちらの例をどうぞ。
Husband: What will you cook for dinner tonight?
Wife: Umm, I have a beef.
Husband: What’s?!
夫:「今夜の夕食は何を作るの?」
妻:「ええっと、私は不満があるの。」
夫:「えっ?!」
a をつけてしまうと、夫が戸惑ってしまうでしょうね。ぜひ、気をつけてくださいね。
さいごに
今回は、生き物の英単語に少し付け足すだけで、すぐに覚えられそうな単語やフレーズを紹介しました。あまり良い意味の英語ではないですが、覚えてみてはいかがでしょうか?
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