前回のすきま英語で、「もう梅雨ですね…。」と書いたのが信じられないくらいの暑さです。こんなときはアイスクリームを食べるのが1番。そこで今回は、アイスクリームに関する英語を紹介します。
アイスクリームの種類 – 基本編
まずは、基本編から。アイスクリーム (= ice cream) とよく似たもので、ジェラートやシャーベットがあります。ジェラート (= gelato) はイタリア発祥なので、実はイタリア語です。シャーベットは sorbet と書きますが、発音はソルベイ。実はフランス語らしいです。
ではここで、英語で棒アイスまたはアイスキャンデーをなんというでしょうか?
stick なんて言いませんよ。実はイギリス英語とアメリカ英語で呼び名が違います。イギリスでは、ice lolly(アイス ローリー)でアメリカ英語では popsicle(ポプスィコー)。ice lolly の lolly は「キャンディー、甘いもの、砂糖菓子」という意味。特にこだわりがないなら、覚えやすい呼び名で使ってみてください。
日本でなじみが深いアイスクリームの意外な英語名
先ほどの基本編でソフトクリームをあえて紹介しませんでした。なぜなら、ソフトクリームは和製英語で、そのまま海外で使っても通じないからです。
ソフトクリームは英語で、soft serve(ソフトサーブ)と呼ばれています。正式名称は soft serve ice cream で、日本語ではなぜか serve と ice が省略されてしまったようです。
お次は日本に由来のあるアイスクリーム2つについて。
日本のアイスクリームといえば、かき氷ではないでしょうか?近年、かき氷ブームでランチ代と変わらないほどの額のものも人気です。実はアメリカ本土でかき氷を目にする機会は多くありませんが、ハワイではとても人気です。私もアメリカの本土のハワイアンアイスクリーム屋さんで、かき氷を食べたことあがります。かき氷(主にハワイver.)は英語で shaved ice(シェイブド アイス)です。shaveは「削る、(ヒゲなどを)剃る」です。
2つ目は、アメリカで人気のアイスクリーム、mochi(モチ)です。お餅?と不思議に思いますが、アメリカで mochi といえば、餅アイスのこと。日本の雪見だいふくと同じようなアイスをアメリカでは mochi(モチ)と呼ぶのです。昔は日本人と知り合ったときに、
“I love sushi!” と気さくに話題を振ってくれていたのが、ここ数年は “I love mochi!” と声をかけてくれるアメリカ人が増えた印象を持っています。ちなみにお正月に食べるお餅は英語で rice cake です。
アイスクリーム屋さんで使えるフレーズ2選
日本のアイスクリーム屋さんでアイスクリームを買うときに試食ができるのを知っていますか?もちろん、アメリカのアイスクリーム屋さんでも試食できます。
「試食する」は英語で taste(テイスト)。
Can I taste _? :〜を試食してもいいですか?
canをcouldにすると、より丁寧に伝えられます。
また、アイスクリームは1つ、2つと数えず、a scoop of (ア スクープ オブ)をアイスクリームの前につけます。 a pair of shoes の a pair of のようなものです。以下の例を参考に練習してみてください。
Can I get a scoop of chocolate ice cream?
「チョコレートアイスを1つください。」
I ordered two scoops of vanilla ice cream there.
「私はそこでバニラアイスを2つ注文したよ。」
さいごに
いかがでしたでしょうか?
アイスクリームのことを考えながら、この記事を書いていると少し涼しく感じてきました。暑くて暑くてたまらない!そう感じたら、アイスクリームや冷たいものに関する英語を勉強してみるのがオススメです。
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