「関西弁(大阪弁)を英語で言ってみよう」第3弾は口癖のように言ってしまう、「ほんまに?」に注目します。ほんまに?は「本当に?」と言う意味です。英語で言うなら、Really? じゃないの?ここで紹介するまでもないような…?
ところで、この「本当に?」を表現する英語フレーズはReally? 以外にもいくつかあります。いくつかあるということは、シチュエーションによって使い分け、微妙にニュアンスが違うのです。
Really?
まずは基本のこの表現から。関西弁で訳すと、マジで?ほんまに?という意味です。本当かどうかを尋ねるというよりは、驚きや信じられない様を表現するときに使います。また、アクセントや声のトーンの違いで意味合いがポジティブとネガティブに分かれます。
まずは、明るい表情と声のトーン、そして最後が上がるように発音するReally (↑)? について。
A: Hey, I passed the exam! (ねえ、テストに合格したよ!)
B: Really? Congratulations! (ほんまに?おめでとう!)
反対に眉をしかめて、あまり抑揚をつけずに Really?と発音することがあります。相手の言動や行動に対して、信じられないくらい呆れていることを表現できます。
Are you sure?
こちらはシチュエーションで意味がさまざまに取ることができます。特によく聞かれるシチュエーションは2通り。
まずは心配するとき。相手の体調を気にかけたり、相手が決めた判断に後悔はないのかを問いただす場面など。
A: You look so tired. What happened? (めっちゃ疲れてそうやけど。何かあった?)
B: I’m fine. (大丈夫だから)
A: Are you sure? (ほんまに?)
お次は、自分が思っている以上のプレゼントをもらったときや親切にされたときに尋ねる、「ええのん?」(いいの?)です。
A: Happy Birthday! Here’s a present for you. (お誕生日おめでとう!君にプレゼントだよ。)
B: Wow, is this Nintendo Switch? Are you sure? (わあ、これってニンテンドースイッチ? ええのん?)
Is that true?
Trueは形容詞で「真実の」という意味です。ということで、このフレーズは真実かそうでないかの真偽を知りたいときに使います。これが正真正銘の「ほんまに?」ですね。特に表情やイントネーションの違いによって意味が変わるわけではないので、シンプルな表現です。
A: I heard there is no ninja in Japan. Is that true? (日本に忍者がいないって、ほんまに?)
B: Yeah, I’ve never seen a ninja before. (うん、忍者なんて一度も見たことないよ。)
まとめ
今回は「ほんまに?」を英語で表現するならについてまとめてみました。
英語ではいくつか表現できるけど日本語では同じ意味の単語やフレーズってたくさんありますよね。それは大なり小なりニュアンスや使用するときのシチュエーションが異なるということ。このニュアンスの違いを学ぶのは結構難しい!ですが日本人の先生だからこそ教えられる分野かなと思います。
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