先週、テレビで雪に関するニュースが流れていましたね。私が住んでいる大阪でも雪がちらついていました。私の生徒さんの中には雪国でお住まいの方もちらほらいらして、毎日雪かきをがんばっているそうです。
雪の存在が当たり前の人たちが、It is snowy today. や It snowed a lot yesterday. しか話せないのはもったいない!ということで今回は、雪に関する英語についてのご紹介です。
雪の種類や雪に関することば
まずはじめに英語で雪を表す snow はとても便利な単語です。名詞なら雪、動詞なら雪が降る。後ろにy を足して snowy になると形容詞、雪の降る、雪の多い、雪まじりの… など。
雪の種類について。ぼたん雪(ふわふわしていて粒の大きい雪)は英語で表現するとその名の通り、large snowflakes といいます。日本語だとお花の牡丹(ぼたん)なんて素敵な響きですが、英語だとロマンティックのかけらもないですね。
Snow is falling in large snowflakes.
「ぼたん雪が降っています。」
他にも、ベタ雪(水分を多く含む雪)は crud [クラッド] です。
また、つららは icicle [アイスィコー]、みぞれは wintry mix [ウィントリー ミックス]といいます。
天気予報はリスニングと単語力を鍛えられる教材!
雪に関する英語記事を書こうと決めてすぐに、どのような単語や表現が使われているのかを確認するためにアメリカのニュース番組の天気予報を見ました。わたしは大学時代にアメリカのサンフランシスコに住んでいましたが、雪が一切降らない土地なので、ローカルの天気予報で雪の話題になることは一度もありません。
アメリカの天気予報って見たことがありますか?ちなみにわたしが昨年に滞在したボストン周辺の天気予報の動画を選んでみました。慣れない地名はお気になさらず。
日本と同じく、アメリカのニュース番組でも天気予報のために割り当てられる時間は非常に短いのでしょう。だから、天気予報士の英語もかなりスピーディー!圧倒されてしまったかもしれませんが、アメリカの天気予報ってこんな感じなんだ!という雰囲気を楽しんでほしいです。
ちなみに、日本やヨーロッパでは気温の単位は摂氏 [C]ですが、アメリカでは華氏 [F]を使用しています。動画でボストン [Boston] の気温が34F となっていますが、摂氏では1.1Cです。冬なのに34Cなんて暑すぎやしないか?と誤解しないでくださいね。
ちなみにこの動画のタイトルに Plowbable snow となっています。plowbable は plow + able と分解できます。plow は耕すという意味。というわけで? plow the snow で除雪する、雪かきをすると表現できます。
今回の動画では出てきませんが、天気予報でよく聞かれる積雪量は snow accumulation [スノウ アキュミュレイション]です。
さいごに
わたしは雪とは無縁の土地で生まれ、生活してきました。今回紹介する語彙を選ぶ際に、わたしの生徒さんや北海道出身の友人が「英語で知りたい雪に関することば」を基にしています。
今回はアメリカの天気予報も紹介しました。英語の天気予報を見るのもリスニングの良い練習のひとつです。何を話しているのかあまりわからなくても、速い英語を聞き続けていくと少しずつ慣れていきます。こちらの学習方法もおすすめなのでぜひ挑戦してみてください!
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