こんにちは!今回はわたしの英語のレッスンのバックナンバー回です。実際にレッスン内で扱った英語やフレーズの中で、聞いたことがあるシンプルなワードなのに様々な場面で使えて、覚えていて損なし!のものを紹介します。
バックナンバー回第2弾は stick という単語に焦点を当てています。私のレッスンではお馴染みのPeppa Pigのクラスで今までに何回かお話ししたことがあるのですが、たかがstick (棒きれ)でも奥が深いのです!
まずは棒きれのイメージをつかむ
stickは名詞で「小枝、棒、つえ」といった意味があります。発音はスティックですが、日本語でもステッキと呼ばれたりと、馴染みのある単語ではないでしょうか。ドラムを叩く棒のことをドラムスティックと言いますよね。
そしてstickの動詞としての意味は「突き刺す」です。焼き鳥の作り方を説明するときには
“Then, stick chicken. “(次は鶏肉を突き刺して)
と英語で言えますね。
いろんな意味で粘着質
ここまでは序の口。さて、「突き刺す」以外に動詞で「(接着剤などで〜を) くっ付ける、接着する」と意味します。
stickにy を足すと[stick + y] 形容詞でsticky 「ネバネバする、ベタベタする」となります。
- Ex) Ugh, this table is sticky! We should wipe it.
- 「うわ、このテーブルベタベタする!拭かなきゃ。」
動詞のstickに前置詞のto をつけると、「〜にこだわる、〜に固執する」と表現できます。
そしてもう動けません
今度は動詞のstick を受動態にしてみましょう。be stuck で「(〜を) 動けなくさせる、立ち往生させる」という意味で、スマホやパソコンがフリーズして動かない時や車が渋滞にはまって前にも後ろにも進めないことを話すときに使ってみてはどうでしょうか。
ちなみにPeppa Pigのレッスンで扱った文章はこちらです。
Ex) Peppa is stuck in a tire. 「ペッパはタイヤから出られない。」
Peppa Pig – The Playground
物理的に体や物がそこから動けなくなったときに加えて、「(問題など) が解けずに行き詰まる、困る」ときには be stuck on という言い方があります。
Ex) I’m stuck on the problem. 「私はその問題が解けずに行き詰まっている。」
さいごに
Stickなんて今さら覚えなくても…と思うほど簡単な単語ですが、名詞・動詞・形容詞(この場合はsticky)それぞれ少しずつ異なるニュアンスの意味があり、さまざまな状況で使えそうでしたね。
実は中学生の頃に習う単純そうな単語ほど様々な意味や使えるシチュエーションがあることが多いです。それでは!
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