英語学習系の人気YouTuber、Kevin’s English Roomをご存知でしょうか?日系アメリカ人のKevinと彼の日本人の友達2名(トリリンガル+日本語のみ話せる日本人)で構成されたトリオです。
先日、彼らの動画の中で “Thank you.” と言われたらときのネイティブっぽい返答フレーズをいくつか紹介していました。今回ここでは動画の内容に加えて、フレーズごとに与える印象について解説したり、他のフレーズも紹介していこうと思います。
Sure / Of course
学校の教科書でも載っている有名な「どういたしまして」フレーズです。両方とも直訳すると「もちろん!」と、いい意味としてカジュアルでフランクです。老若男女、誰でも使っています。
Uh huh
こちらは「ンフッ!」と発音します。単語としてはっきり発音するのではなく、口を閉じて「ンフッ!」を割と高音で発音して鼻へ響かせるようなテクニックを要します。
とってもカジュアルかつ自信がある人が使う印象があります。上司や学校の先生、目上の方に対して言うのは危険なくらいカジュアルです。
個人的にはこちらのフレーズ(フレーズほどでもない、ただの音ですが)をエレベーターの中でよく聞きました。大学生やそれよりも若い女の子が、エレベーターに一緒に乗った人が降りる階のボタンを代わりに押してあげます。その相手が “Thanks.” というと、”Uh huh!”で返答する。私もこれに憧れて、家でたくさん練習をしましたっけ。
My pleasure.
高音で響かせる Uh huh! とは対照的に、こちらはやや低めの声で発音するとなおステキなフレーズです。大人の余裕を相手に印象づけたいなら、オススメします。これを使えると大人っぽくてかっこいい。ということで、子どもはあまり使わないフレーズです。
ただ、キザっぽく聞こえることもありますけどね。
Anytime.
動画には紹介されていなかったフレーズです。直訳すると「いつでも」となります。
何かをお手伝いして相手に感謝されたら、「いつでもまた手伝うよ」という意味になります。いつでもまたできるくらい小さなことだから、気を遣わなくていいよ。そんなフランクで優しいイメージを与えられます。
No worries.
Don’t worry. ならぬ No worries. 実はこちらはオーストラリア英語です。余談ですが、最近までこれがオーストラリア英語だと知らなかったです。
私自身、オーストラリアに短期留学していたことがあります。またオーストラリアに長期で留学していた友達とアメリカでよく遊んでいたので、私もいつの間にかよく使うフレーズになりました。こちらもカジュアルな印象のフレーズです。
最後に
「どういたしまして」って You’re welcome.だけでなく、こんなにもバリエーション豊かなんですね。動画も含めてたくさん紹介しましたが、ぜひあなたがよく使う返事のフレーズを1つ持っておくことを最後にオススメします。感謝されたときにスッと自信と余裕を持って「どういたしまして」の気持ちを伝えられますよ。
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