「じゃんけん」は日本では誰もが知っている遊びですよね。友達と遊ぶとき、順番を決めるとき、何かを公平に決めたいときなど、さまざまな場面で使われます。では、この「じゃんけん」は英語で何と言うのでしょうか? また、日本と海外ではじゃんけんの使われ方にどんな違いがあるのでしょうか?
この記事では、「じゃんけんの英語表現」「海外でのじゃんけん文化」「関連する英語フレーズ」 を詳しく解説します!
じゃんけんは英語で何と言う?

「じゃんけん」は英語で “rock-paper-scissors”(ロック・ペーパー・シザーズ) と言います。これは、それぞれの手の形を示しており、日本の「グー・チョキ・パー」と同じ意味を持ちます。
英語でのじゃんけんの基本ルール
じゃんけんの勝敗の決め方は、日本と同じでシンプル。
- Rock(グー / 石) → Scissors(チョキ)に勝ち、Paper(パー)に負ける
- Paper(パー / 紙) → Rock(グー)に勝ち、Scissors(チョキ)に負ける
- Scissors(チョキ / ハサミ) → Paper(パー)に勝ち、Rock(グー)に負ける
英語圏の人と遊ぶときもそのまま通用しますよ。
- グーはチョキに勝つ!
Rock beats Scissors! - チョキはパーに勝つ!
Scissors beats Paper! - パーはグーに勝つ!
Paper beats Rock!
“rock-paper-scissors” という名前の由来
「rock-paper-scissors」という英語名は、それぞれの手の形をそのまま単語にしたものです。では、なぜ「じゃんけん」という日本語名と違うのでしょうか?
実は、じゃんけんのルーツは中国の「手勢(シュウシー)」と呼ばれる遊びで、そこから日本に伝わり「じゃんけん」として定着しました。一方、英語圏では独自に「rock-paper-scissors」という形で広まったため、名前も異なります。
地域によって違う呼び方も
英語圏でも国や地域によって呼び方が微妙に異なります。
- アメリカ・イギリス:Rock-paper-scissors
- オーストラリア・ニュージーランド:Paper-scissors-rock
特にオーストラリアでは「Paper」が先にくるなど、並び順が違う場合もあります。とはいえ、ルールは同じなので問題なく遊ぶことができますよ。
じゃんけんを使った決定方法は世界共通
英語圏でも、何かを決めるときにじゃんけんを使うことはあります。例えば、
- 「誰が最初にゲームを始めるか決めるとき」
- 「どちらの意見を優先するか決めるとき」
- 「くじ引きの代わりに簡単に勝負をつけるとき」
ただ、日本ほど日常的に使われるわけではなく、あの日の要素が強いです。海外ではコイントス(Coin Toss)のほうが一般的に使われることが多いです。
日本のじゃんけんと海外のじゃんけんの違い

じゃんけんは世界中で遊ばれているゲームですが、日本と海外ではその使われ方やルールに微妙な違いがあります。
掛け声の違い
日本では、じゃんけんのときに次のような掛け声を使います。
- 「最初はグー!じゃんけんぽん!」
- 「あいこでしょ!」(引き分けの場合)
一方、英語圏では掛け声が少し異なります。
- 「Rock, paper, scissors, shoot!(ロック・ペーパー・シザーズ・シュート!)」
日本のように「最初はグー」のような前置きがなく、いきなり「Rock, paper, scissors!」と始めるのが一般的です。「Rock, paper, scissors!」だけで終わることもありますが「Shoot!」の部分で手を出す掛け声のケースもあります。
じゃんけんを使う頻度や場面の違い
日本では、じゃんけんは「もの」を必要としないことから日常生活のあらゆる場面で使われるほどポピュラーです。
一方、英語圏では、じゃんけんを使う頻度は日本ほど高くありません。もちろん、使われる時もありますが、「遊びの一環」としての認識が強く、代わりに、次のような方法で決めることが多いです。
- コイントス(Coin Toss) → コインを投げて「表 or 裏」で決める(スポーツの試合でもよく使われる)。
- Odds and Evens(奇数・偶数ゲーム) → 指を出して合計が奇数か偶数かで決める。
- くじ引き(Drawing straws) → 短いストローを引いた人が負ける。
あいこの扱いの違い
日本では、じゃんけんが引き分け(あいこ)になった場合、必ず決着がつくまで繰り返します。しかし、英語圏では「あいこ(Tie)」になった場合、必ずしも再戦しないことがあります。別の方法で決定することや、じゃんけんの仕切り直しが行われますので、下記のようなフレーズも覚えておきましょう!
- じゃあもう一回やろう!:Let’s do it again!
- じゃあ、もう別の方法で決めよう:Alright, let’s settle it some other way!
文化的な違いが生む意識の差
日本では「じゃんけん」は公平な方法として広く受け入れられています。そのため、子どもから大人まで、何かを決めるときに気軽に使います。
しかし、英語圏では「じゃんけんは子どもの遊び」という認識が強いため、大人同士ではあまり使われません。大人が何かを決めるときは、じゃんけんよりも、コイントスや話し合い で決めることが多いです。
じゃんけんに関する英語フレーズ

英語でじゃんけんをするときに使えるフレーズを覚えておくと、海外の人とスムーズに遊ぶことができます。ここでは、基本的なフレーズから実際の会話例まで、具体的に紹介します。
じゃんけんを始めるときのフレーズ
- じゃんけんしよう!
Let’s play rock-paper-scissors! - どちらが先にやるか、じゃんけんで決めよう!
Let’s decide who goes first with rock-paper-scissors! - 勝った方が先にやるよ!
The winner will do it first!
掛け声のフレーズ
- じゃんけんぽん!
Rock, paper, scissors! - あいこでしょ!
It’s a tie!
じゃんけんの結果を伝えるフレーズ
- グー/チョキ/パーを出した!
I picked rock!/scissors!/ paper! - 私の勝ち!
I win! - 君の勝ち!
You win! - 引き分けだ!
It’s a tie!
じゃんけんに関する日常会話例
実際の会話でどのようにじゃんけんを使うのか、例を見てみましょう。
例1:誰が先にやるか決めるとき
「誰が先にやる?」
-Who’s first?
「じゃんけんで決めよう!」
-Let’s decide by rock-paper-scissors!
「いいよ。じゃんけんぽん!」
-Sure. Rock, paper, scissors, shoot!
「勝った!じゃあ先にやるね!」
-I won! I’ll go first!

例2:最後の1つを誰が取るか決めるとき
「ケーキがあと1つしかないよ。」
-There’s only one piece of cake left.
「じゃんけんで決めよう!」
-Let’s decide by rock-paper-scissors!
「いいよ。じゃんけんぽん!」
-Sure. Rock, paper, scissors, shoot!
「やった!勝った!」
-Yay! I won!
世界のじゃんけん文化 – 日本以外の国ではどう遊ばれている?

じゃんけん(rock-paper-scissors)は、日本だけでなく世界中で親しまれている遊びですが、国や地域によってルールや掛け声、文化的な使われ方が異なります。また、少し違う、似たようなゲームが存在する国もあります。
アメリカ – 「ロック・ペーパー・シザーズ」の5種類バージョン
英語圏では、出す手の数が5つになったじゃんけんが存在します。
「Rock-Paper-Scissors-Lizard-Spock」
→ アメリカで人気のあるじゃんけんのバリエーションで、「リザード(Lizard / トカゲ)」と「スポック(Spock / スター・トレックのキャラ)」を加えた5種類ルール
中国 – じゃんけんの起源「剪刀石头布(jiǎndāo shítou bù)」
じゃんけんのルーツは、中国の「手勢(シュウシー)」と呼ばれる遊びにあると言われています。現在の中国では、日本のじゃんけんとほぼ同じルールの「剪刀石头布(jiǎndāo shítou bù / チエンダオ・シートウ・ブー)」が広く遊ばれています。
◎ 出す手の種類
- 剪刀(jiǎndāo / チエンダオ) = チョキ(はさみ)
- 石头(shítou / シートウ) = グー(石)
- 布(bù / ブー) = パー(布)

フィリピン – 「バトボトル(Bato Bato Pick)」
フィリピンでは、じゃんけんは「Bato Bato Pick(バト バト ピック)」と呼ばれています。「Bato」はタガログ語で「石(グー)」を意味し、ルールは日本のじゃんけんと同じです。
インドネシア – 「Suit」
インドネシアでは、「Suit(スイッ)」と呼ばれるじゃんけんが一般的です。基本のルールは日本と同じで、手の出し方は下記のような呼ばれ方となります。
◎ インドネシア語のじゃんけん
- Gunting(グンティン) = チョキ(はさみ)
- Batu(バトゥ) = グー(石)
- Kertas(クルタス) = パー(紙)

イタリア・フランス – 「モッラ(Morra)」
イタリアやフランスには、「モッラ(Morra)」という昔からある遊びがあります。これはじゃんけんに似ていますが、数字を使う点が特徴です。
◎ 遊び方
- 2人のプレイヤーが手を出しながら、0〜5の指を出す。
- 同時に、合計の数字を予想して叫ぶ。
- 予想が当たった人が勝ち。
このゲームは、ローマ時代から遊ばれていたと言われており、大人同士でも楽しまれることがあります。
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「じゃんけん」にまつわる英語をご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。呼ばれ方の違いはありますが、3種類の手の数で遊ぶ点や、勝ち負けのルールはほぼ同じです。調べてみて面白さを感じた方も多いのではないでしょうか。
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