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英検講師インタビュー

英検講師インタビュー 第16回:
いっこ先生

英検対策が得意な講師21名にインタビューしました!
第16回はいっこ先生にお話を聞きました。

いっこ先生

Q. いっこ先生が考える英検取得のメリットは何ですか?

私がこれまで担当させていただいたのは日本国内での高校・大学進学に必須または有利となる状況の学生さんが多く、進路でメリットになっているケースです。
大人や小学生で英検取得を目標とされる方の場合はご自身の努力がはっきりとした形で残ることが励みとなるようで、それもメリットだと思います。

Q. 英検の合格のためにどのくらい学習が必要だと思いますか?

英検受験される方には

①実力をつけ相当級に合格したい
②実力を伴わなくてもいいのでとにかく合格したい

の2タイプの方がいらっしゃり、対策方法・期間が異なりますが、どちらにしても相当級の語彙・文法力+過去問の回数を重ねることは最低限必要だと思います。
②を希望される方が多いですが正直なところ画期的な近道はないですし、個人的には①をお勧めしており、級や現在の力にもよりますが0から始めるとして、個人学習+週1~2レッスン+課題を定期的に続けて数か月以上かかるのが普通です。
語彙暗記やレッスンの復習を含め個人学習がどれほど充実しているかによって進み具合はかなり変わってきます。

Q. 先生がご自身も行っている効率的な英検学習方法は何ですか?

過去問を使った出題傾向の研究です。
私の場合海外在住ということもあり英検を受けることが難しく、実際に自分が受けたのは20年以上前の学生時代ですが、公式ページの過去問を使うだけでかなりのことが分かります。
インターネットなどで他の方の体験談を伺うこともとても参考になります。

Q. 英検の試験勉強においてモチベーションをどのようにあげますか?

何かを学習・練習する際やる気につながるのは上達しているという実感だと思います。
「○○級受験」という大きな目標に加えて例えば「1か月に単語をいくつ暗記する」「3か月後までに大問①の正解平均を今より2問上げる」といった過程の目標も決め、定期的に振り返って進歩を確認されることでご自分を励ますことをお勧めします。
無理のない目標級の設定も大事だと思います。

Q. 英検受験される生徒様のよくあるお悩みと、その対策方法は何ですか?

  • 語彙暗記が大変
    >1つのやり方にこだわらず、アプリや英語の動画を見ることなどいろいろ試してご自分に合った方法を可能なら複数選び使い分ける
  • それなりの英語力があっても時間内に解けない
    >過去問を何度も通して解き、時間配分と流れに十分慣れる
  • 当日緊張して実力を発揮しずらい
    >とくにライティングやスピーキングは普段からご自分に合った表現方法のパターンをいくつか決める

Q. いっこ先生は英検合格したことで、その後何か良かったことはありますか?

私個人としては受験の経験がほぼなく現在海外在住なので正直ないです(笑)

ただ1級を持っていれば会員様により安心して受講していただけるかなとは思います。
会員様からは、必要級に合格できたおかげで無事に希望大学に行けた(数回不合格後にレッスンを受講してくださった方たちは特に切実なようです)、苦手意識のある英語に少し自信を持てた、といったお声をいただきます。
特にそのような受験理由がなくても努力して合格するという体験は、皆さん英語学習においてプラスになっているようです。

Q. 最後にいっこ先生のレッスンではどのようなレッスンをされていますか?

皆さんある程度限られたお時間で結果を出さなくてはいけないというプレッシャーがありますので、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングのうち特にサポートが必要な分野を重点的に確認・練習しますが、中でもライティングとスピーキングは特に力を入れています。

自分で書けることは読め、自分で話せることは聞こえることが多いと思いますが、英語学習でもライティングができればリーディングも、スピーキングができればリスニングもできるということにつながっていきやすいです。

いっこ先生ありがとうございました!

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